ラボの構成メンバー その1「ラボリーダー」 [about Scientists]
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これなーんだ?その1 ヒント:実験必需品のある部分のアップです 答えは次回。
今回は、ラボの構成メンバー その1「ラボリーダー」について紹介したいと思います。
その1:ラボリーダー(大学なら教授)
研究室をとりまとめるボスです。
リーダーは研究員たちの研究の進み具合をチェックしたり、彼らとこれからの研究計画について話し合ったりします。 学会では、座長をすることも多いです。
また研究室の誰かが論文を発表したりすると、その論文の一番最後(ラスト)に名前が載ることが多いです。なので、研究員が多いラボだと自分の名前の載った論文がどんどん増えていきます。
そして、リーダーの重要な仕事のひとつは、研究費をもらえるように書類の申請をすることです。
リーダー級でないと、数千万円とか何億円とかいった、桁が大きい研究費に当たる(申請して研究費がもらえることを「当たる」といいます)ことはまれです。
書類書きや学会発表、会議、教授なら大学の講義をするなどの仕事が多いため、自分で手を動かして実験することはまずありません。このため、ラボのどこに試薬があるとか、器具があるとか大抵把握できてません。
ごくたまに気が向いて実験しようとすると、研究員やスタッフが慌てます。
普段台所に立たないお父さんが、休みの日のお昼ご飯を作る感じと似ていると言ったらわかりますかね?
作ったあとの後片付けがたいへーーん、、、、みたいな、笑
出身学部が違えども、博士取得者です。
ラボリーダーや教授になれれば雇用期限が数年で終わるということは少ないので、ひとまず腰を落ち着けることができます。
しかし、ここまでの道のりは相当厳しく、ごく一部の運の良いスーパー級に頭がキレる強者ぞろいです。
次回は、「副ラボリーダー」についてお話したいと思います。
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