English! English! English!

研究の世界に入って、予想外だったこと。

「英語」

です。
これほどまでに毎日英語漬けにされるとは思ってもいませんでした。

↓　英語に打ちのめされているの図


でも、よく考えてみればその片鱗は大学受験の時からあったのです。





受験科目「英語」と「化学か物理か生物か数学」。

そう、英語は必須科目。

この時に「受験だけでなく普段も必須なのよ」と気づけば良かった、笑


・カタログ　→　英語
・実験に使う試薬や装置のＨＰ　→　ほとんど英語
・実験の手引き書　→　英語
・実験に使うパソコンのソフト　→　英語
・セミナー　→　英語
・論文・科学雑誌　→　読むのも書くのもほぼ英語
・参考書　→　英語　最近は日本語も増えてきた
・学会発表　→　ほぼ英語
・日常会話　→　日本人ラボなのでかろうじて日本語。外国人と話すときは強制的に英語。

思いつくだけさらっと挙げても、これだけ英語漬けです。

「夏を制するものは受験を制する」ではありませんが、
「英語を制するものは、神経科学を制する」と言ってもいいくらいです。

論文にしても、参考書にしても、日本語のものもあります。
でも、日本語のものは少しだけ情報が古くなっています。
毎週毎週発表される世界の研究結果は、すべて英語で書かれています。
私たちは膨大にある情報から、自分たちの研究内容に近い情報を見つけ出さなければなりません。


正直なところ、英文法とかあまりまじめに勉強してきませんでした。
ここへ来てもっとまじめに英語の勉強していれば良かったなぁと痛感してます。


外国人研究者と話さなければならない時、こう伝えたいと思っても、上手く話せない自分がすごくもどかしいです。
論文を検索して、タイトルがおもしろそうな論文がいくつも出てくるのに、読むスピードが遅くて最後まで読めない論文が溜まっていくのがくやしいです。

こんな時、きまって英語がもっと出来たらなぁとつぶやきます。

英語が得意な研究者は、タマゴミマンからみると、それだけで超カッコイイです。


英語が必須なのは、脳科学の世界に限ったことじゃないかもしれませんね。
どの世界にいても、世界を相手に仕事をしなければならないときには英語はつきもの。


高校生諸君、いまのうちに英語漬けになって、得意科目にして下さい。


タマゴミマンは、今からでも英語の勉強に日々励むこととします。
TOEICでも受けて英語学習の目安の一つにしてみようかな？

そして、
いつか超カッコイイ研究者になれますように！

タグ：英語 科学

コメント 3

ブログをご覧いただきありがとうございます。
私は翻訳をしている者です。技術的な知識がないということもあって、どれだけ勉強するかキリがなくて、毎日悪戦苦闘しています。読み書きで英語を使う職場で働いているのですが、周りのエンジニアが、英語が得意でなかった人も、日ごとにメキメキ上達していくのを目の当たりにしています。継続的に仕事で英語を使えば上達していくものだなぁと思って、糧にしています。
by oceanbridge (2008-08-31 10:57) 

英文テクニカルライターです。
翻訳家ではありません。
oceanbridgeさんは僕の仮想師匠です。（笑）

無料の優良教材と英語学習法をテーマにしたブログを書いてます。

「高専出身の英語大嫌いの完全な理系人間が、僕のレッスンで英語大好きになって、１人でカナダに１ヶ月も行っちゃった」っていう連載記事があります。

この教え子も言ってました。
「もっと早く英語の重要性・楽しさを知っていれば・・・」と。

詐欺マガイの英語教材販売はしてません。
よろしかったら、ご訪問ください。
by Hirosuke (2008-10-27 10:12) 

＞Hirosukeさん
コメントありがとうございます！
英語が好きになるなんてHirosukeさん、どんな魔法をかけたんですか？笑
あとでゆっくり訪問させていただきます！
by のり (2008-10-28 00:06)