実験は料理と似ている　「これなーんだ　その３」　の解答：脳科学者のタマゴミマン：SSブログ

	ブログをはじめるログイン

実験は料理と似ている　「これなーんだ　その３」　の解答　[Quiz] [編集]

これなーんだ　その３　の解答です。

今回は超簡単問題でした。

答え　「ストップウォッチ」

スポーツ選手でもないのに？
でも私たちはストップウォッチやタイマーを肌身離さず持っています。

それでは、何に使うのでしょうか？？

その答えは、タイトルの「実験は料理と似ている」に隠されています。
ある一つの実験をするとき、大抵、プロトコールなるものが存在します。
お料理でいう、レシピみたいなものと思って下さい。

プロトコールには、事細かく
「Aを何mlとって、何mgのBに加え、それを攪拌しながら３７℃で１時間温める」
とか
「Cを９５℃で３分煮沸せよ」
など、いろいろ指示が書かれています。
（そのほとんどが英語ですが・・・）

使う道具は違えども、やっていることはレシピを見てその通りにケーキを作ったりするのとまるで同じ。
ケーキもちゃんと分量を量ったり、指示通りに泡立てたりしないと膨らまずに失敗するでしょうー
実験は、ケーキ作りの指示がもっと細かいのと思って想像してください。
何となくイメージが沸きましたか？

それに大活躍するのが、タイマーなのです。

ラボのあちらこちらで実験しているので、
すぐそばでも「チーン」
遠いところからも「チーン」
と音がしています。

私の所属するラボでは、新しく入ってくると個人使いの実験道具の一つとしてストップウォッチが渡されるのですが、
デザインはみんな同じもの。

するとどういうことが起きるのか？

「チーン」と音がする度に、自分が呼ばれたのかと思ってストップウォッチをチェックするなんてことが起きます。
そして、ごくたまに、他人の「チーン」を自分のものと間違えて実験を進めちゃうなんてこともあったりするんですよ、汗

次回に続く・・・・・